Macbook ProにVMware ESXiテスト環境を作る(9) – CentOS 6.4 64bit のインストール

(13) 仮想マシンへ CentOS 6.4 64 ビットをインストール

インストール メディアからの起動

仮想マシンに OS をインストールする場合、インストールメディアから仮想マシンを起動する必要があります。

利用できる方法には3通りあります。

  1. クライアントデバイス — vSphere Client を実行しているクライアントの CD/DVD ドライブにインストールメディアを挿入して仮想マシンのパワーオン時に接続
  2. ホストデバイス — ESXi ホストの CD/DVD ドライブに インストールメディアを挿入して仮想マシンのパワーオン時に接続
  3. データストアISOファイル — ESXi ホストのストレージに ISO ファイルを格納して仮想マシンのパワーオン時に接続


ここでは、3番目の データストア ISO ファイル で行ってみます。

ISOファイルを ESXi ストレージに格納

vSphere Client のインベントリから ESXi ホストを選択し構成タブをクリックします。Fusion にインストールした Windows XP の vSphere Client を使用しています。
vSphere Client 構成

ハードウェアのストレージをクリックします。
vSphere Client ストレージ

データストアの識別名 datastore1 を右クリックし、メニューのデータストアの参照をクリックします。
vSphere Client データストア

データストアブラウザが表示されます。
データストア ブラウザ

カーソルが、ルート” / “にあることを確認して、新規ホルダの作成 ボタンをクリックします。
データストア ブラウザ 新規ホルダの作成

新規ホルダ名を ISO とします。
新規フォルダ

カーソルが、ISO にあることを確認してから、このデータストアにファイルをアップロード ボタンをクリックし、ファイルのアップロードをクリックします。
データストア ブラウザ ファイルのアップロード

アイテムのアップロード画面になりますので、ISO ファイルを選択して開くをクリックします。
今回は、CentOS 6.4 64bit の Live DVD を使ってみます。
アイテムのアップロード

同一ファイル名の場合には上書きされるという警告がでますが、問題ないので、はいをクリックします。
アップロードダウンロード操作に関する警告

ファイルが格納されたことを確認して、データストアブラウザを閉じます。
データストア ブラウザ

仮想マシンに ISO ファイルを接続

仮想マシンを右クリックし、メニューの 設定の編集 をクリックします。
vSphere Client

仮想マシンのプロパティが表示されます。
CD/DVD ドライブ1 をクリックします。
仮想マシンのプロパティ

デバイスタイプで データストア ISO ファイル を選択します。
仮想マシンのプロパティ

参照ボタンをクリックし、名前の datastore1 をダブルクリックします。
データストアの参照

ISO フォルダをダブルクリックします。
データストアの参照

ISO ファイルを選択して OK をクリックします。
データストアの参照

デバイスのステータスの パワーオン時に接続 にチェックを入れ OK をクリックし編集画面を閉じます。
CentOS64 - 仮想マシンのプロパティ

仮想マシンのパワーオン

仮想マシンを右クリックし、メニューの コンソールを開く をクリックします。
vSphere Client

コンソールが開きますので、パワーオン ボタンをクリックします。
localhostlocaldomain 上の CentOS64

CentOS 6.4 64bit Live DVD 起動

インストール用の iso の場合はここでインストール画面になります。
capture_localhostlocaldomain 上の CentOS64_2013-8-5_13-40-0_No-00

Live DVD が起動しました。
CentOS 6.4 64bit を試すのであれば、ここで終了です。

CentOS 6.4 64bit Live DVD

(14) CentOS Live DVD を使ったハードディスクへのインストール

CentOS を仮想マシンのハードディスクにインストールしてみます。
インストールするには、CentOS デスクトップのアイコン「 Install to Hard Drive 」をダブルクリックします。
CentOS Install

言語を選択します。
CentOS Install

インストール先ストレージデバイス選択では、Basic Storage Device を選択します。
CentOS Install

ストレージでバイスとして仮想マシン作成時に作った VMware Virtual disk が表示されます。
中身は不要なので、Yes, discard any data を選択します。
CentOS Install

この CentOS のホスト名を設定します。
CentOS Install

タイムゾーン設定では Asia/Tokyo を設定します。
CentOS Install

root ユーザのパスワードを設定します。
CentOS Install

インストールタイプの選択では、 Use All Space を選択し、Review and modify partitioning layout にチェックを入れます。
CentOS Install

必要に応じて変更します。
CentOS Install

Format をクリックしてパーティションを初期化します。
CentOS Install

Write changes to disk をクリックして変更をディスクに書き込みます。
CentOS Install

パーティションが作成されます。
CentOS Install

ブートローダーのリストが表示されます。
CentOS Install

Live DVD のイメージがハードドライブに書き込まれます。
CentOS Install

ブートローダーがインストールされます。
CentOS Install

インストールが完了しました。
CentOS Install

Live DVD からのインストールが完了しました。
再起動のため、System メニューの Shut Down をクリックします。
CentOS Install

Restart をクリックします。
CentOS Install

再起動し、Welcome 画面になります。
CentOS Install

ライセンス情報に同意します。
CentOS Install

ユーザを作成します。
CentOS Install

日付と時刻を設定します。
CentOS Install

Kdump の設定をします。
CentOS Install

ログイン画面になります。
CentOS Install

ログイン画面の言語の選択で日本語を選択します。
CentOS Install

ログインすると、「標準フォルダの名前を現在の言語に合わせて更新しますか?」と尋ねてきますが、フォルダ名が日本語だと使い勝手が悪くなるので、「古い名前のままにする」を選択します。
CentOS Install

CentOS 6.4 64bit のインストールが完了しました。
CentOS Install


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