Macbook ProにVMware ESXiテスト環境を作る(8) – ESXi に仮想マシンを作成

(12) ESXi へ 仮想マシンの作成

VMware Fusion の仮想マシンに導入した ESXi に Linux (CentOS) の仮想マシンを作成します。
CentOS は、CentOS 6.4 64bit を使います。
新規仮想マシンの作成 画面へのアクセス方法。

  • ファイル → 新規 → 仮想マシン
  • ESXi ホスト選択 → 右ペインの新規仮想マシンの作成
  • ESXi ホスト選択 → 右クリック → メニュー → 新規仮想マシン

上記のどれかの方法で 新規仮想マシンの作成 画面を表示します。

構成

構成画面では、今回は標準を選択します。
右上に仮想マシンのバージョンが表示されます。ここでは、8になっています。
新規仮想マシンの作成

名前と場所

ここで言う名前は、vSphere Client で管理する時の名前です。
ここで付けた名前が、OS に反映されることはありませんが、同じにしておくと管理しやすいと思います。
この名前は、いつでも変更が可能です。
しかし、最初に付けた名前が、仮想マシンを格納するストレージのフォルダ名や、フォルダ内の仮想マシンの構成ファイル名に利用されます。
フォルダ名をリネームすると動かなくなりますので注意が必要です。
格納場所のフォルダ名の変更は、後述予定の Storage vMotion などで可能です。
新規仮想マシンの作成 名前と場所
CentOS64と名前を付けて進みます。
名前と場所

ストレージ

表示されているストレージは、ESXi をインストールした時に 40GB のディスクを仮想マシンに割り当てましたが、その一部が datastore1 として表示されています。容量は 35GB です。
新規仮想マシンの作成 ストレージ
今回作成する、Linux の仮想マシンはこのストレージに格納しますので、次へをクリックして進みます。

ゲスト OS

ゲスト OS の画面になります。
ゲスト OS とは、仮想マシンにインストールする OS のことです。ESXi がホストで、その上で動作する仮想マシン OS はゲストになります。

ゲスト OS の選択肢には以下の種類があります。
サポートする OS が多いのも VMware の魅力です。
Windows
選択肢 WindowsLinux
選択肢 Linuxその他
選択肢 その他

ここでは、ゲスト OS に Linux を選択し、
バージョンは、CentOS 4/5/6 (64ビット) を選択します。
新規仮想マシンの作成 ゲストOS

ネットワーク

仮想マシンの NIC(network interface card)の設定

  • NIC をいくつ接続しますか?:1〜4 — 仮想マシンの NIC 数の指定、新規作成では最大4つ
  • ネットワーク: VM Network — 仮想マシンの NIC1 が接続する仮想ネットワークの名前
  • アダプタ: E1000, VMXNET2(拡張), VMXNET3 — NIC の種類、推奨値を自動選択
  • パワーオン時に接続 — 仮想マシンの電源オン時に NIC をネットワークに接続するか否か

このまま、次へ
新規仮想マシンの作成 ネットワーク

ディスクの作成

  • データストア:dtastore1
  • 使用可能な容量(GB):34.1
  • 仮想ディスクサイズ:16GB
  • プロビジョニング
    • シック プロビジョニング (Lazy Zeroed)
    • シック プロビジョニング (Eager Zeroed)
    • Thin Provision

Thin Provision を選択して次へ
新規仮想マシンの作成 ディスクの作成

終了準備の完了

仮想マシン設定のサマリーが表示されます。
終了をクリックします。
新規仮想マシンの作成 終了準備の完了

仮想マシンの作成タスクの実行

仮想マシンを作成するタスクが実行されます。
仮想マシンの作成タスク

インベントリ(左ペインの名称)に、作成した仮想マシンが表示されます。
インベントリ

次回は、仮想マシンへ CentOS 6.4 64ビットのインストールを行います。


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