「3PAR」カテゴリーアーカイブ

HP 3PAR Operating System 3.2.2 リリースされました

2015/09/30 に HP 3PAR Operating System 3.2.2 がリリースされました。
主な機能の向上は以下のようなものです。

  • T10によるエンド to エンドでのデータの完全性保護
  • フラッシュ最適化 iSCSI 機能向上
  • 0.5ミリ秒単位で設定可能になったQoS
  • 非同期ストリーミングリモートコピー(100km~1600km)
  • 3PAR File Personaの ユーザ数と容量を拡大
  • Thin Deduplication スペース効率と性能向上

HP 3PAR 7000 の可用性

3PAR は、99.999% のデータ可用性を提供することを目指して設計されているといいます。(参考:ミッションクリティカルシステムの高可用性を実現する HP 3PAR ストレージシステム
99.999% の可用性とはシステムが使えない時間が、一年間でたったの5分15秒間であることを意味します。
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3PAR 関連ドキュメント

3PAR ドキュメントURLまとめ

update:2015/05/17

3PAR に限ったことではないですが、HP のドキュメントは色々なところにバラバラに存在して非常に見つけ辛いため、3PAR のドキュメントの URL をまとめました。
3par

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3PAR Adaptive Flash Cacheの設定

Adaptive Flash Cache (AFC) と Adaptive Optimization (AO)

3PAR には SSD を利用してパフォーマンス向上させる機能が2つあります。
それぞれの機能の違いを調べてみました。

  • AFC は、回転系ドライブが不得意とする、小ブロックデータ(16KiB)のランダムリード性能の向上に焦点を当てている。
  • AO は、回転系ドライブ上のリージョンと呼ぶ大ブロックデータ(128 MiB/1リージョン)を、履歴データ·アクセス·パターンに基づいて、異なる階層へ移行することにより、パフォーマンスの向上やコストを節約に焦点を当てている。頻繁に利用されるブロックはパフォーマンスの高い階層へ移動させ、めったに使用しないブロックはパフォーマンスの低い安価な階層に移動させる。

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3PAR OS 3.2.1 MU1 がリリースされました

3PAR OS 3.2.1 MU1 では、搭載された SSD を HDD のランダム リード キャッシュとして使う機能と、 SSD CPG での重複排除機能が追加されました。
HP 3PAR Adaptive Flash Cache
20141109213041
HP 3PAR Thin Deduplication
20141109201732
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