SIMにRemote Insight/ Integrated Lights-Out Interface Error

現象:

HP SIM に、

「Remote Insight/ Integrated Lights-Out Interface Error.」

が1分おきに出続けます。

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環境

  • サーバ:hp DL165 G7
  • OS:VMware vSphere 5.1.0.U1
  • HP ProLiant Lights-Out 100i:ファームウェア・バージョン4.25

解決策:

■エラー対処:実施しても効果が無かった対処方法

  • TFTPでLO100のファームウェア4.25から4.25(A)へのバージョンアップしたらおかしなことになった
    1. ファームウェアイメージからバイナリファイルを作成、rompaq /d cpqxxxx.xxx xxxxxx.bin
    2. TFTPサーバを作成
    3. WebブラウザのFirmware Downloadでバイナリファイルをダウンロード
    4. LO100が自動再起動
    5. Summaryが Proliant generic G6と表示され、元はDL165 G7と表示されていたので異常?
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    6. センサー数も激減
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  • SIMのSNMPトラップの停止
    1. SIMのオプション/イベント/SNMPとラップの設定を選択
    2. MIB名「cpqsm2.mib」を選択
    3. トラップ名「cpqSm2InterfaceError」を選択
    4. トラップ処理有効で「いいえ」を選択するも、出続ける
  • SIMからエラーを出しているesxiを削除し、再登録してもダメ
  • SIMのWEBMヘルスインクルージョンステータス、コンポーネントのヘルスステータスを無視に設定してもダメ
  • SIMの監視の停止をしてもダメ

■効果があった対処方法

  1. 再度、TFTPでLO100のファームウェア4.25(A)をアップロード
  2. LO100が自動再起動
  3. Summaryでは同じく、Proliant generic G6と表示される、センサー数も激減する
  4. DL165G7サーバをシャットダウン
  5. LO100を物理的に再起動させるため、サーバの電源ケーブルを抜く
  6. すぐに電源を差さず、5分ほど待ってから電源ケーブルを接続
  7. サーバの電源ON
  8. ディスプレーを見ていると、LO100(BMC)のファームウェアが2回自動更新されている
    • 1回目 Ver. 48.49.0.0 –> 2.44.0.14へ更新後自動再起動
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    • 2回目 Ver. 2.44.1.226 –> 2.33.1.226へ更新後自動再起動
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  9. Summary:Description:DL165 G7(7f)と表示され、センサーの認識も回復 ファームウェアのバージョン表示は(A)が付くわけでもなく、4.25のまま
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  10. センサー数も回復
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  11. SIMで確認、エラーが出なくなる

結論:

ファームウェアをTFTPでアップロードして、LO100が自動で再起動しただけでは、ちゃんとファームウェアの更新がされていないようです。
電源の抜き差しで、LO100自体を再起動させるとLO100のファームウェアの更新がされました。
問題の「Remote Insight/ Integrated Lights-Out Interface Error.」が出なくなりました。

ところが、
これで、対処完了と思ったら、 今度は、vCenterのイベントに、 XXX com.hp.wbem.warning.category not found XXX が出るようになった。しかも1分間に4回も!

この件は、別途記事にします。

参考:

Lights-Out 100 (LO100) – ファームウェアのアップデート方法について知りたい http://h20628.www2.hp.com/km-ext/content-webapp/document?docId=emr_na-c02836127

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