現象:
vSphere Client で仮想マシンの設定を編集しようとすると、「バージョン 10 以降の仮想マシンの設定を編集するには、vSphere Client を使用できません。この仮想マシンの設定の編集には、vSphere Web Client を使用してください。」と表示されます。
原因:
vSphere 5.5 では、vSphere の新機能の編集を vSphere Web Client でしかできないようにしたため。
vSphere Client 5.5 では vSphere 5.0 と同じ機能セットのサポートはしますが、vSphere 5.5 からサポートされた仮想ハードウェア バージョン 10 の仮想マシンの編集もできません。
対策:
・仮想ハードウェア バージョン 10 の機能が不要であれば、10 にアップグレードしない。
・バージョン 10 にアップグレードした場合は、vSphere Web Client を使う。
余談:
・VMwareは、ブラウザでの利用を前提とした vSphere Web Client 一本にしてゆきたいようですが、vSphere Web Client がサポートされない vSphere 5.0 がまだ生き続けているので無くすわけに行かなかったのでしょうね。