3PAR 用語まとめ
update:2015/10/24 現在整理中
用語 | 概要 |
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1GB | 3PAR StoreServのチャンクレットサイズ。 |
16KB | シンプロビジョニング仮想ボリュームのブロックサイズ。アレイ内の最小ユニットサイズ。 |
256MB | 3PAR InServのチャンクレットサイズ。 |
Access Guard | 論理レベルと物理レベルでボリュームのセキュリティを提供するソフトウェアコンポーネント。 Access Guard は、HP 3PAR OS Software Suite に含まれる。 |
.admin ボリューム | システムイベントログなどの管理データを保存するために、システムによって使用されるベースボリューム。 .admin ボリュームは、システムのインストールとセットアッププロセスの一環として作成される。 |
AFC | Adaptive Flash Cache。3PAR OS 3.2.1 GA で強化された新しい機能。 搭載された SSD を用いてアレイコントローラのキャッシュを拡張して、ハードディスクドライブ (ドライブクラス FC と NL) のランダム・リード性能を向上させる。(SSD ドライブ上のデータに対しては AFC は働かない) AFC は、3PAR OS の標準機能として提供され、追加コストなしに SSD を使用して、仮想的にシステムキャッシュを拡張する。 Adaptive Optimization (AO) と合わせて使用する事も可能。AFC による SSD に割当てられるキャッシュサイズは、3PAR StoreServ 7200 で、64GB~768GB 、3PAR StoreServ 7400 2 コントローラノードで、64GB~768GB 、4 コントローラノードの場合は、128GB~1536GB の範囲で設定可能。AFC を使用するために SSD ドライブを追加する場合、ノードペアあたり 4 台で構成する事が可能。つまり 2 コントローラノードでは 4 本、4 コントローラノードでは、8 本。 |
Alert | ユーザーの早急な対応が必要で、ユーザー操作も必要となる場合があるシステムイベント。 |
Alert ペイン | HP 3PAR Management Console のメインウィンドウの下部にある領域であり、システムアラートに関する情報が表示される。 |
ASIC | 専用高度集積回路。3PAR StoreServ 7000、10000シリーズは第4世代ASICを搭載。3PAR StoreServ 8000、20000シリーズは第5世代ASICを搭載。 |
AL-PA | Arbitrated Loop Physical Address。アービトレーテッド ループ物理アドレス。 アービトレーテッドループ上のファイバーチャネルデバイスを識別するために使用する、一意の 8 ビットの値。 |
BBU | バッテリバックアップユニット。 2 つのバッテリを搭載したユニット。 各バッテリバックアップユニットは、停電時に、2 つのコントローラーノードに対して ATA ディスクにキャッシュを書き込むために十分な電流を供給する。 |
Cage 可用性 | ドライブケージ(ドライブエンクロージャー)の障害時にもアクセスを可能とする仮想ボリュームの可用性を実現する。これは、その RAID セットが異なるドライブケージのチャンクレットを使用することで実現する。3PAR StoreServ 7000シリーズではラックスペース効率を高めるためにコントローラを搭載するベースエンクロージャーの前面にもドライブケージ同様にドライブを搭載するが、Cage 可用性でいうCage 障害の対象にはならない。Cage 可用性構成時に障害に耐えるのはドライブケージである。 |
cMLC SSD | Commercial Grade MLC SSD。Enterprise MLC (eMLC) SSD と同等の性能で、耐久性が一般用途向けのためエンタープライズ領域での利用はこれまで制限されてきた。HP の独自特許技術により cMLC の耐久性が飛躍的に向上したため、アーカイブを除くほとんどのエンタープライズ用途で利用可能。 |
CMP | キャッシュメモリページ。 I/O 要求が格納される 16KB の制御キャッシュメモリ。 |
CPG | 共通プロビジョニンググループ (ストレージプールまたは論理ディスクプールとも呼ばれる)。 オンデマンドでストレージを割り当てることができる仮想ボリュームおよびバーチャルコピーの作成元となる論理ディスクセット。 |
CPG テンプレート | 共通プロビジョニンググループテンプレート。 CPG テンプレートには、新しい共通プロビジョニンググループを作成するために何度でも適用することができる HP 3PAR Management Console の共通プロビジョニンググループと論理ディスクパラメーターのセットが含まれる。 |
Customer Controlled Access | サービスプロセッサーと HP 3PAR テクニカルサポートセンター間の接続を制限するソフトウェアツール。Customer Controlled Access はユーザーのネットワークのファイアウォールの影響を受けず、インターネット経由またはポイントツーポイントのモデム接続経由のいずれで接続しているのかに関係なく動作する。 |
DC2 ドライブケージ | 1 つのドライブケージミッドプレーン、2 つのドライブケージ FCAL モジュール、4 つのパワーサプライ、最大 10 のドライブマガジンに 40 台までの物理ディスクから構成されるストレージシステムコンポーネント。 |
DC3 ドライブケージ | 1 つのドライブケージ、2 つのドライブケージ FCAL モジュール、2 つのパワーサプライ、最大 16 の物理ディスクから構成されるストレージシステムコンポーネント。 |
DC4 ドライブケージ | 1 つのドライブケージミッドプレーン、2 つのドライブケージ FCAL モジュール、4 つのパワーサプライ、最大 10 のドライブマガジンに 40 台までの物理ディスクから構成されるストレージシステムコンポーネント。 |
ESI | Enclosure Services Interface。 ノードソフトウェアがケージ(エンクロージャー)のステータスを取得し、ケージの動作を制御するために、ケージのエンクロージャーサービスコントローラーと通信する際に経由する DC2 および DC4 ドライブケージ上のインターフェイス。 |
Fast Class | ファイバーチャネルドライブか、 Serial Attached SCSI (SAS) ドライブのこと。ドライブタイプとドライブ容量に関しては、FC という略語は Fast Class を指す。 ポートに関しては、FCという略語はファイバーチャネルだけを指す。 |
FC-AL | Fibre Channel-Arbitrated Loop。ファイバー チャネル アービトレーテッド ループ。 ストレージデバイスをサーバーに接続するために使用する、標準の高速シリアルバスインターフェイス。 |
Gigabit Ethernet アダプター | コントローラーノードに配置されるネットワークアダプター。 Gigabit Ethernet アダプターは、ネットワーク経由でデータを転送するため、コントローラーノードをネットワークに接続させる。 |
Host Sees VLUN テンプレート | 任意のポートに接続されている指定のホストで、仮想ボリュームを指定の LUN として参照できるようにする VLUN テンプレート。 |
IMP | Initiator Mode Prohibited。 有効にした場合、ポートにイニシエーターモードが設定できなくなるシステム設定。 |
InfoServ | 3PAR F-class、T-class シリーズの総称。販売終了 |
iSCSI アダプタ | コントローラーノードに配置されている iSCSI PCI ホストバスアダプター (HBA)。 iSCSI アダプターは iSCSI ポート上のコントローラーノードをホストに接続する。3PAR OS 3.1.2 から iSCSI ポートも Persistent Ports 機能が有効となった。 |
iSCSI名 | iSCSI パスの名前。アービトレーテッドループ上の iSCSI チャネルデバイスを識別するために使用される値。 iSCSI 名を使用して、ホストへの iSCSI パスを識別。 |
iSNS | Internet Storage Name Service。 iSCSI を自動で検出、管理、および構成できるプロトコル。 |
LD | 論理ディスク。 異なる物理ディスクに存在し、RAID セットの行として配置されるチャンクレットの集まり。 CPG を作成すると、システムは論理ディスクを作成してグループ化し、それらの論理ディスクを CPG に割り当てる。 FPVV 用の LD は VV 毎に作成され LD の名称には VV の名称が用いられる。 TPVV の LD は TPVV 共通で利用され LD の名称も汎用的なものとなる。 |
LD template | 論理ディスクテンプレート。 このテンプレートには、HP 3PAR Management Console を使用して同じ特性の論理ディスクまたは論理ボリュームを作成するために何度でも適用することができる、論理ディスクのパラメーターのセットが含まれる。 |
LIP | ループ初期化プリミティブ。 ファイバーチャネルアービトレーテッドループ (FC-AL) のネットワークで電源投入時に初期化を実行する際、または障害などの予期しない状況が発生した後で復元を実行する際に使用するプロトコル。 ループ初期化時、アービトレーテッドループ上に存在するノードは自己識別を行ってループ上のアドレスを取得する。 初期化が完了するまで、アービトレーテッドループではデータの転送は行われない。 |
LUN | Logical Unit Number。論理ユニット番号。 特定のポート上の特定のホストに割り当てられた仮想ボリュームにアクセスするために使用される番号。 |
matched-set VLUN template | 特定のポートに接続されている特定のホストで、仮想ボリュームを指定の LUN として参照できるようにする規則。 |
MTU | Maximum Transmission Unit (最大転送単位)。 接続に過負荷を生じさせずに、特定のネットワーク接続を介して一度に送信できる LAN でのデータサイズ、つまり「パケット」サイズの最大量。 iSCSI ポートでは MTU のデフォルト設定は 1500 。3PAR から ホスト間の全てネットワークで Jumbo Frame をサポートする場合は、MTU 値に 9000 を使用できる。 |
NL | Neer Line SAS ハードディスクドライブ。 利用頻度の少ないデータの一時保存用、ディスク バックアップ用として設計されたハードディスク。 |
No One Host policy | クラスター対応アプリケーションで使用するために VV を複数のホストにエクスポートする場合、または port-presents VLUN を使用する場合に適用する。 |
No Stale Snapshot | システムは、基本ボリュームとそのスナップショット間の同期が失われるのを防ぐため、基本ボリュームへのデータ書き込みを停止することができる。 |
ODX support | 3APR は、Microsoft Offloaded Data Transfer (ODX) をサポートします。 |
One Host policy | ボリュームのエクスポートを 1 つのホストまたは 1 つのホストクラスターに制約できる。これにより、ボリュームが偶発的に複数のホストにエクスポートされるのを阻止する。複数のホストがボリュームに同時に書き込むとデータが破損する可能性があるため。 |
PCI ロードカード | コントローラーノードの PCI スロットに挿入されている電子回路基板。 PCI ロードカードにより、未使用の PCI スロットをノードで認識できるようになる。 |
PCM | 電源冷却モジュール。 バッテリ、ファン、および電源が装備されたハードウェアコンポーネント。 |
PD | Physical Disk、物理ディスク |
PDU | Power Distribution Unit。パワー ディストリビューション ユニット。 AC 電源を主電源 (壁の電源コンセントなど) から取得し、システム内のパワーサプライに供給するデバイス。 |
Persistent Ports | ホスト(サーバ)に接続する 3PAR 側のポート(FC Ports, iSCSI Ports)はコントローラペア間で冗長ペアを構成している。7000、8000 シリーズでは以下の通り。 (FC Ports の場合) Node0 FC1 は Node1 FC1 とペア Node0 FC2 は Node1 FC2 とペア Node2 FC1 は Node3 FC1 とペア Node2 FC2 は Node3 FC2 とペア ペアは互いの WWPN を持ち合い、ペアの FC に障害が発生した場合、正常側の FC が WWPN を引き継ぐことで継続して I/O が可能となる機能。 SAN スイッチ側にも 1 つの Port で複数の WWPN を認識する NPIV 機能に対応することが必要。 (iSCSI Ports の場合) Node0 NIC1 は Node1 NIC1 とペア Node0 NIC2 は Node1 NIC2 とペア Node2 NIC1 は Node3 NIC1 とペア Node2 NIC2 は Node3 NIC2 とペア ペアは互いの IP Adderss を持ち合い、ペアの NIC に障害が発生した場合、正常側の NIC が IP Address を引き継ぐことで継続して I/O が可能となる機能。 この機能は非常に高速に動作します。ホストでは、パス数が減りません。正常時 8 パスであれば、障害時も 8 パスのままとなります。 |
port-presents VLUN template | 特定のポートに接続されている任意のホストで、仮想ボリュームを指定の LUN として参照できるようにする VLUN テンプレート。 |
RAID | Redundant Array of Independent Disks の略。 |
RAID 0 set | 2 つ以上の物理ディスク上でストライプ化されたチャンクレットの行。 RAID 0 セットでは、データ冗長化は提供されない。 |
RAIDx0 | 3PAR では Wide Striping が基本となるため、RAID1 を RAID10、RAID5 をRAID50、 RAID6 を RAID60 と表記する。 |
RAID 10 (RAID 1) set | ミラー化されたチャンクレットのグループ。 |
RAID 50 (RAID 5) set、RAID 60 (RAID 6) set | パリティ保護されたチャンクレットのグループ。 パリティセットとも呼ばれる。 |
RAID MP | RAID Multi-Parity の略。RAID 60 (RAID 6)、ダブルパリティのチャンクレットのグループ。 |
RAID set | ミラー化またはパリティ保護されたチャンクレットのグループ。 |
RAID type | RAID 0、RAID 10 (1)、RAID 50 (5)、および RAID MP (6) がサポートされているすべての RAID タイプ。 |
RCFC | Remote Copy over Fibre Channel。 ファイバーチャネルポート経由で接続された 2 つのシステムで Remote Copy を使用すること。 |
RCIP | Remote Copy over IP。 Ethernet ポート経由で接続された 2 つのシステムで Remote Copy を使用すること。 |
Recovery Manager Software | Oracle、SQL Server、Exchange などの、各種のプラットフォームでリストア操作を提供するデータ保護ソリューション。 |
Remote Copy Software | HP 3PAR のソフトウェア製品の 1 つ。HP 3PAR Storage System 間で仮想ボリューム(VV)のバックアップ(リモートコピー)を作成し、必要に応じて同期、非同期で継続的にアップデートができる。このコピーは、ディザスタリカバリや、バックアップ、エータ移行に使用できる。 |
Remote Copy target | Remote Copy ペアの一方のシステム上の Remote Copy システムを示す記述。 Remote Copyペアの各システムは、他方のシステムのターゲット定義を保持している必要がある。 |
Remote Copy pair | Remote Copy 操作を実行するストレージシステムのペア。 |
Remote Copy volume group | 論理的に関連しており、ボリューム間の順序付けや書き込みが可能な仮想ボリュームグループ。 |
Remote Copy link | Remote Copy のターゲット間で情報を送受信する際に使用される方式。 |
Region | Adaptive Optimization 時に階層間を移動するサイズ 128MB のブロックの単位。128MB。 |
RSCN | 登録済み状況の変更通知。 他の指定したノードに変更が生じた場合に、登録したノードに通知できるファイバーチャネルスイッチの機能。Brocade の SAN スイッチでは default ON。停止させることもできる。 |
Round Robin | 3PAR はラウンドロビン・マルチパスを標準でサポートする。例えば、ESX/ESXiサーバーでは、デフォルトの「Fixed(固定)」から「Round Robin(ラウンドロビン)」マルチパスに変更することでメッシュ-アクティブ設計の利点を最大限活用できる。 |
SAS | SAS ハードディスクドライブ。 高いパフォーマンス、連続稼動性が要求される一般的なストレージ用途のディスクドライブ。回転数が、10krpm のものと 15krpm のものがある。3PAR では First Class (FC)ドライブとも言う。 |
SCSI 予約/登録 | 複数のホストに SCSI インターフェイスの共有を許可し、エクスポートされたボリュームにアクセスできるようにする。 複数のホストは単一のボリュームに登録できるが、予約できるのは 1 つのホストのみ。 |
Set Size | セットサイズは、RAID を構成するチャンクレットセットの数。RAID1(2data)ならばセットサイズは2。RAID5(3data+1parity)ならばセットサイズは4。RAID6(6data+2parity)ならばセットサイズは8となる。 |
SFP | Small Form-Factor Pluggable 光トランシーバー。小型でホットプラグ可能な高速データトランシーバーで、モジュール全体を交換することなく個々の SFP コネクターを交換できる。 |
SHA-256 | Secure Hash Algorithm – 256 。任意長の data から256ビットの固定長のハッシュ値を求める計算アルゴリズム(手順)。最長で2の64乗ビットの data から、256ビットのハッシュ値を算出することができる。3PAR ではシン重複排除の技術で使用し高速化を図る。 |
Step Size | ステップサイズは、RAID を構成する1つのチャンクレットから1回に読み出すデータサイズ。 |
SPOCC | Service Processor Onsite Customer Care。 HP 3PAR Storage System とそのサービスプロセッサーをサポートするために使用される Web ベースのグラフィカルユーザーインターフェイスのあるサービスツールアプリケーションのスイート。 |
SPOCK | Single Point of Connectivity Knowledge の Web サイト。 SPOCK は、HP ストレージ製品の、サポートされている構成の詳細についての情報を取得できるプライマリポータル。 |
SSD | Solid State Drives。 SSD には cMLC と eMLC がある。cMLC(Commercial Grade MLC) SSD は、eMLC(Enterprise MLC) と性能はほぼ同等。cMLCは一般用途向けの耐久性のためこれまでエンタープライズ領域では利用されなかったが、HP の特許技術により耐久性を飛躍的に向上させることでのエンタープライズ用途で利用が可能となった。 |
StoreServ | 3PAR 7000、8000、10000、20000 シリーズの総称。 |
System Tuner Software | HP 3PAR のソフトウェア製品の 1 つ。ハードウェアの追加や CPG のアップデートなどの追加のリソースを利用できるように、システムがスペースの使用を再割り当てできるようにするユーティティ。 System Tuner が、十分に活用されていないチャンクレットおよび過度に使用されているボリュームを識別してバランスをとる。 |
T10 Space Reclamation | SCSI Unmap とも言う。ホスト側で削除した領域をストレージで認識することでブロックの再利用を可能とする。シンプロビジョニングのボリュームで有効。 |
Thin Conversion | インラインのゼロ検出機能を用いてフルプロビジョニングボリューム(FPVV)からシンプロビジョニングボリューム(TPVV)への変換を可能とする機能。データがアレイにコピーされる時にゼロのデータブロックを 3PAR ASIC を検出してアレイに書かず論理的にマッピングする。これによりドライブ使用量の削減を実現する。 |
Thin Copy Reclamation | アレイ内のボリュームコピーでスペース再利用を実現する。 |
Thin Persistence | ディスクスペース再生利用テクノロジー。シンプロビジョニングボリュームでゼロ埋めされて解放されたリソースを識別して再利用可能にするオペレーティングシステムの機能。 |
Thin Provisioning Software | HP 3PAR のソフトウェア製品の 1 つ。オンデマンドで物理リソースを割り当てできる任意の大きさのボリューム(TPVV)を提供しながら、実際に必要な物理リソースだけを割り当てることができます。使用した分だけ論理ディスク(LD)が割り当てられる。 |
Thin Reclamation API | Symantec 社と共同で 開発したAPI。このAPIによりファイルシステムから 3PAR に空きリソースを?解放するための信号を送れるようになる。 Symantec Veritas Storage Foundation バージョン 5 以降でサポート。 |
TOC | テーブルオブコンテンツ。 システムの内容説明が含まれた、物理ディスクのスペース。 システム内のすべての物理ディスクの TOC に、同じ情報が含まれる。 |
TPVV | シンプロビジョニングされた仮想ボリューム。 共通プロビジョニンググループ (CPG) に関連付けられた論理ディスクスペースにマッピングされているため、オンデマンドで拡張することができる仮想ボリューム。 |
TSIH | ターゲットセッション識別ハンドル。 具体的に指名されたイニシエーターとのセッション向けに iSCSI ターゲットによって割り当てられる識別子。 |
VAAI support | T10 Space Reclamation(スペース再利用)コマンドを含む VMware vStorage APIs for Array Integration (VAAI) をサポートする。ESXi5.1 で T10 Space Reclamation がデフォルト有効となったが、サポートする他社ストレージで障害が発生したため、その後の ESXi ではデフォルト無効となっている。3PAR では問題が発生することなく動作する。 |
Virtual Copy Software | HP 3PAR のソフトウェア製品の 1 つ。仮想ボリュームのバーチャルコピー (スナップショット) を作成できるソフトウェア。 バーチャルコピーを作成するために、システムは、ホストにデータが書き込まれたと同時に最新のスナップショットを作成するというコピーオンライト技術を使用する。 |
Virtual Domains Software | HP 3PAR のソフトウェア製品の 1 つ。ドメイン固有のユーザーとオブジェクトが所属する複数の異なるドメインを作成するために使用するソフトウェア。 |
VLUN | Virtual LUN。仮想LUN。仮想論理ユニット番号。 VLUN は、アクティブ VLUN または VLUN テンプレートとして表される仮想ボリュームと LUN のペアリング。VV をエクスポートする際に設定される。自動設定の場合は小さい番号からの連番となる、詳細設定ではホストごとに重複しない値を設定ができる。ホスト OS で認識される LUN 番号となる。 |
VLUN template | 仮想ボリュームの名前と LUN ホスト、LUN ポート、または LUN ホストポートの組み合わせの関連付けを設定する規則。 Host Sees、Port Presents、Matched Set の 3 種類の VLUN テンプレートがある。 |
VV | Virtual Volume。仮想ボリューム |
VV template | 仮想ボリュームテンプレート。 このテンプレートには、HP 3PAR Management Console を使用して同じ特性のボリュームを作成するために適用することができる、仮想ボリュームのパラメーターのセットが含まれる。 |
Wide Striping | ワイドストライピング、搭載されている同一種類のディスク全体に渡ってデータをストライピングする。 |
WWN | World Wide Name。 アービトレーテッドループ上のファイバーチャネルデバイスを識別するために使用する、一意の 64 ビットの値。 WWN は、対象の会社を識別するために IEEEが発行したプレフィックスと、その会社が発行したサフィックスで構成される。 |
active VLUN | ホストが仮想ボリュームにアクセスでき、I/O 書き込みが仮想ボリュームに保存されるように行う、仮想ボリュームと LUN のペアリング。 VLUN パラメーターは、仮想ボリュームがアクティブ VLUN として表現されるかを決定する。 アクティブでない VLUN は、HP 3PARStoreServ Storage System とは通信しない。 |
安全ブレーカー | パワーディストリビューションユニットの電源をオンまたはオフにするために使用するデバイス。 また、安全ブレーカーによって、AC 線内の電源サージでシステムが破損するのを防ぐことができる。 |
一次パス | コントローラーノードのイニシエーターポートとデフォルトで使用されている物理ディスク間の接続。 一次パスが使用できない場合 (障害状態) は、二次パスが使用される。 一次パスと二次パスはユーザーが構成することはできない。ドライブマガジンの配置で決まる。 |
イニシエーターポート | ドライブケージ内の物理ディスクに接続され、コマンドをリレーするポート。ディスクポートとも。 |
イニシエーターモード | ドライブケージに接続されているファイバーチャネルポートのファームウェア設定。 |
イベント | システムで発生する検出可能な事象。 |
エクスポート | 仮想ディスクをホストに提供すること。 エクスポートは、指定されたホストとポートの、ボリューム名と LUN との対応を作成することにより、ホストに対してボリュームを利用できるようにする。 |
親ボリューム | バーチャルコピーまたは物理コピーを作成する仮想ボリューム。 |
拡張 (grow) | 仮想ボリュームまたは CPG のサイズを増やすこと。 |
拡張警告 (growth warning) | CPG が大きくなった量に対してシステムがアラートを出すサイズを指定できる、オプションの設定。 |
拡張制限 (growth limit) | CPG が大きくなる最大サイズを指定できる、オプションの設定。 |
拡張増加量 (growth increment) | 共通プロビジョニンググループ (CPG) のボリュームに追加のリソースが必要なときに、そのCPG に対してシステムが追加の論理ディスクを作成し割り当てるストレージスペースの単位。 最小の拡張増加量はシステム内のコントローラーノード数に応じて異なる (2 ノードシステムでは 8GB、8 ノードシステムでは 32GB)。 |
仮想サイズ | ボリュームがホストに対して示すサイズ。 標準のベースボリュームでは、仮想サイズはユーザースペースと等しくなる。 シンプロビジョニングされた仮想ボリューム (TPVV) では、ストレージは実際にはユーザースペースに割り当てられないため、仮想サイズはユーザースペースに割り当てられている値によって決まる。 |
仮想ボリューム | 1 つ以上の論理ディスクからデータをマッピングして作成される仮想ストレージユニット。 |
仮想ボリュームバックアップノード | 仮想ボリュームマスターノードに障害が発生した場合に、その仮想ボリュームマスターノードの処理を引き継ぐコントローラーノード。 |
仮想ボリュームマスターノード | 作成から削除まで仮想ボリュームに対応するコントローラーノード。 システムで仮想ボリュームを構築する際、マスターノードに接続されている論理ディスクから開始される。 |
仮想ボリューム領域 | 仮想ボリュームの下位区分。 領域のサイズは通常、32MB の倍数になる。 |
可用性 | 論理ディスクのフォールトトレランスのレベル。 たとえば、マガジンレベルの可用性は、論理ディスクがドライブマガジンの故障に耐えることができることを意味する。 ケージレベルの可用性は、論理ディスクがドライブケージの障害に耐性があることを意味している。 |
期限切れスナップショット (stale snapshot) | ベースボリュームの最新の変更点が追跡されないスナップショット。 No Stale Snapshots バーチャルコピーポリシーは、ボリュームとスナップショットの同期が失われるのを防ぐために、基本ボリュームへのデータの書き込みを停止する。 |
期限切れのスナップショットなし (no stale snapshot) | 十分なスナップショットデータまたは管理スペースがない場合に、バーチャルコピーが結果として無効つまり期限切れになるのを防ぐため、ベースボリュームに変更が書き込まれるのを防止するバーチャルコピーポリシー。 |
期限切れのデータ | ベースボリュームに、そのベースボリュームの新しい変更点を記録できるだけの十分なスナップショット管理スペースまたはスナップショットデータスペースがないため、有効ではなくなっているスナップショットデータ。 |
起動された仮想ボリューム | システム起動時の自動チェックに合格した仮想ボリューム、またはシステムを前回起動して以降に作成された仮想ボリューム。 起動された仮想ボリュームでは、読み取り/書き込み処理を実行する準備ができている。 |
キャビネット | システムのコンポーネントを収容するエンクロージャー。 キャビネットは、4 つのキャスター上の 1 つのフレーム、化粧パネル、背面ドア、EIA 標準ラック、PDU、電源コード、およびベゼルで構成されている。 |
行 | RAID セットをグループ化したもの。 データは、RAID 10 の論理ディスクと RAID 50 の論理ディスクの行でストライプ化される。 |
行サイズ | 行内に含まれているセットの数。 行は、RAID セットをグループ化したもの。 データは、RAID 10 の論理ディスクと RAID 50 の論理ディスクの行でストライプ化される。 |
クラスター | 同じシステムバックプレーン経由で接続されたコントローラーノードのグループ。 クラスター内のノードは統合された 1 つのシステムとして動作し、同じサービスプロセッサーを共有している他のクラスターからは分離される。 |
クリーンチャンクレット | すべてゼロに設定されてデータが全く含まれていないチャンクレット。 |
コピーオンライト スナップショット | コピーオンライト手法を使用して作成された、仮想ボリュームのスナップショット。 このタイプのスナップショットは、ソースボリュームのポインターと、スナップショットの作成以降にソースボリュームに対して加えられたすべての変更点のレコードで構成される。 |
コピーサイズ | 仮想ボリューム内のスナップショットデータスペース (スナップショット用に予約されている論理ディスクスペース) の量。 |
コピーデータ | 仮想ボリューム上のスナップショットデータスペース (バーチャルコピースペース) を占有するデータ。 |
子ボリューム | 親ボリュームから作成された仮想ボリューム (バーチャルコピーまたは物理コピー)。 |
コントローラーノード | 他のコントローラーノードと連携してシステム内のデータをキャッシュおよび管理し、ホストに対してストレージシステムの一貫した仮想ビューを提供する単一のデバイス。 |
コントローラーノードシャーシ | システムのすべてのコントローラーノードを収容するエンクロージャー。 |
コンポーネントインジケーター | 論理的または物理的なシステムコンポーネントを示す、HP 3PAR Management Console のアラートペインアイコン。 |
サービスクラス | ファイバーチャネルサーキットのトランスポート層の特性および保証。 サービスクラスには、接続サービス (クラス 1)、エンドツーエンドフロー制御を伴う保証されたフレーム配信(クラス 2)、およびパケット化されたフレームデータグラム (クラス 3) などがある。 |
サービスプロセッサー | ローカルおよびリモートでシステムの監視およびサービスを提供できるよう、ラックまたは仮想ソフトウェアに挿入されるデバイス。 |
再同期 | 物理コピー操作の実行後のある時点で元のボリュームが変更されたために、物理コピーペアの一方のボリュームから他方のボリュームへ変更内容をコピーすること。 |
作成済みホスト | システムに定義されているが、物理的に接続されたホストパスや WWN が必ずしも割り当てられていないホスト。 |
システムバックプレーン | パワーサプライとコントローラーノードを差し込むソケットを備えた電子回路基板。 |
システムビューペイン | HP 3PAR Management Console のメインウィンドウの右上端にあり、ナビゲーションツリーで対応するアイコンを選択すると、システムおよびシステムオブジェクトに関する情報が表示される領域。 |
システムボックス | HP 3PAR Management Console のメインウィンドウのツールバーで利用できる、複数のシステム間をすばやく移動するための機能。 |
システムマネージャー | HP 3PAR Management Console や HP 3PAR CLI など、システムとユーザーインターフェイス間の調整を行うシステムコンポーネント。 |
重要度インジケーター | アラートの深刻さを示す、HP 3PAR Management Console アラートペインまたは HP 3PAR Management Console ステータスバーのアイコン。 |
ステータスバー | HP 3PAR Management Console のメインウィンドウの下部にある、メッセージとアイコンが表示されるバー。 アラートペインにもっとも深刻な新しいアラートの重要度レベルを表示するなど、ステータスバーのメッセージとアイコンでシステムステータスに関する重要な情報を表示できる。 |
ステップサイズ | 次のチャンクレットに移動する前にシステムがアクセスする連続したバイトの数。 |
スナップショット | 仮想ボリュームのバーチャルコピーまたは物理コピー。 |
スナップショット管理スペース | 仮想ボリュームのスナップショットが作成されて以降のデータへの変更を追跡するために使用される仮想ボリューム上のスペース。 |
スペアステータス | チャンクレットがスペアとして予約されているのか、一時的にスペアリングで使用するためにシステムによって選択されているのかを示す。 |
スペアチャンクレット | システムで障害発生時に使用するために予約されたチャンクレット。 システムのセットアップおよびインストール中にスペアとして使用するために、一定の数のチャンクレットが予約されている。ただし、システムはこれらのチャンクレットにスペアとしての使用が恒久的に指定されていない場合でも、追加スペアとして一時的に使用することがある。 |
スペアリング | ログ記録用論理ディスクがいっぱいになった場合に、物理ディスクのチャンクレットを自動的に再配置する処理。 |
制御キャッシュ | コントローラーノードに配置されているマイクロプロセッサーをサポートするメモリモジュール。 |
制御キャッシュ DIMM | 単一の制御キャッシュメモリモジュール。 |
セットサイズ | セット内のチャンクレットの数。 RAID 1 セットの場合、ミラーの深さとも呼ばれる。RAID5 セットの場合、パリティセットとも呼ばれる。 |
ゼロ充填 | 未使用のストレージスペースに、”0″を意味する文字の表現を書き込むこと。 |
ゾーン | スナップショットまたはスナップショット管理データ用にコントローラーノードによって予約された物理ディスクスペースのユニット。 1 つのゾーンで、複数のディスクのスペースを使用できる。 |
対称型のアクティブ-アクティブアクセス | コントローラーのメッシュ-アクティブクラスター化により、常にすべてのLUNがすべてのアレイリソースを使用できることが保証され、ホストはすべてのLUNに対称型のアクティブ-アクティブアクセスが可能になる。コントローラーに優先ドライブがあり、アレイ内の「外部」ドライブへのアクセスが困難であった従来のアレイと異なり、HP 3PARアレイでは、高性能のメッシュ-アクティブバックプレーンにより、アレイに接続するためにどのコントローラーノードが使用されるかにかかわらず、各LUNはアレイ内のすべてのリソースに一様に高性能アクセスできる。 |
ターゲットポート | ホストコンピューターに接続され、ホストコンピューターからコマンドを受け取るポート。ホストポートとも。 |
ターゲットモード | ホストに接続されているポートのファームウェア設定。 |
チャンクレット | Chunklet。物理ディスク上の連続したストレージのブロック。物理ディスクは、データチャンクレットとスペアチャンクレットという単位に細かく分けられて管理される。 F クラスおよび T クラスシステムでは、すべてのチャンクレットが 256MB 。 HP 3PAR 10000 システムでは、すべてのチャンクレットが 1GB 。 |
チャンクレットのロギング | チャンクレットが利用できないとき (たとえば、ディスクがレディ状態でないとき) に、チャンクレットではなく、ログにデータを書き込む処理。 チャンクレットが使用できるようになると、システムによってチャンクレットがプレイバックモードになり、ログのデータが読み取られ、そのデータがチャンクレットに書き込まれる。 |
停止された仮想ボリューム | 起動されていないため、読み取り/書き込み処理の準備ができていない仮想ボリューム。 |
デイジチェーン | BBU やドライブケージなどのコンポーネントが連続して接続されているケーブル構成。 |
ディスクスクラブ | システムの IDE ディスクに対して読み取りおよび書き込みを行うことで、不具合がないか物理ディスクを調べるシステム機能。 |
データキャッシュ | コントローラーノード内にある HP 3PAR ASIC をサポートするデュアルインラインメモリモジュール (DIMM)。 |
データキャッシュDIMM | 単一のデータキャッシュメモリモジュール。 |
データキャッシュ ライザーカード | データキャッシュメモリモジュールを搭載する、DIMM ソケットを装備したプリント基板。 |
電源バンク | パワーディストリビューションユニット (PDU) 内の接続された 4 つの AC コンセントのグループ。 各 PDU に 2 つの電源バンクがある。 |
独立した電気回路 | 他の電気回路と回路ブレーカーを共有しない電気回路。 |
ドライブエンクロージャー | エンクロージャーの前面にドライブケージを、背面にノードと I/O モジュールを収納するために使用されるコンポーネント。 |
ドライブケージ | ラックまたはシャーシ内でドライブを装備するコンポーネント。 |
ドライブシャーシ | ドライブケージを収納するエンクロージャー。 |
ドライブシャーシキャビネット | マルチキャビネットシステムで、ノードキャビネットに接続されているがコントローラーノードを搭載してないキャビネット。 |
ドライブシャーシハウジング | ドライブシャーシのコンポーネントを収容するエンクロージャー。 |
ドライブベイ | ドライブマガジンを挿入するドライブシャーシ内の空間。 |
ドライブマウント | ドライブマガジンに対して物理ディスクを固定するために使用する金属製のブラケット。 |
ドライブマガジン | ドライブケージ内のドライブベイに挿入された機械構造にマウントされている電子回路基板。1 つのドライブマガジンに最大 4 台の物理ディスクを搭載できます。StoreServ 7000 シリーズでは、1 ドライブマガジンに 1 台の物理ディスクを搭載。 |
ドライブマガジンフィルターパネル | 空のドライブベイを密封するために使用するパネル。 EMI とエアフローを考慮し、ドライブケージのすべてのドライブベイを密封するもの。 |
ナビゲーションツリー | ナビゲーションツリーは、HP3PAR Management Console のメインウィンドウの左側のペインに表示されます。 各システムおよびシステムオブジェクトは、ナビゲーションツリーにアイコンとして表示。 |
二次パス | 一次パスにアクセスできない場合 (障害状態) に使用される、コントローラーノードのイニシエーターポートと物理ディスク間の接続。 一次パスと二次パスはユーザーが構成することはできない。これらはドライブマガジンの配置で決まる。 |
2 番目の仮想ボリュームバックアップノード | 仮想ボリュームバックアップノードに障害が発生した場合に、その仮想ボリュームバックアップノードの処理を引き継ぐコントローラーノード。 |
ノードキャビネット | システムバックプレーンとコントローラーノードを収容するキャビネット。 |
バーチャルコピー | コピーオンライト手法を使用して作成されたスナップショット。 |
バーチャルコピーポリシー | ボリュームのスナップショット管理スペースまたはスナップショットデータスペースが使い果たされた場合の作業手順を決定するポリシー。 |
バッテリトレイ | 最大の 4 つのバッテリバックアップユニットを収容するために、EIA 標準ラックに挿入するエンクロージャー。 |
パリティ | いくつかの RAID レベル (特に RAID 5) で、ストレージアレイにデータ保護を提供するために使用されるデータ冗長性技法。 |
パリティセットの位置 | RAID 5 の論理ディスクパリティセット内の同じ位置を使用するチャンクレットのグループ。 |
パワーサプライ | 電流を AC 線から適切な DC レベルに変換し、システムコンポーネントに電源を供給するデバイス。 |
ファイバーチャネルアダプター | コントローラーノードに配置されるファイバーチャネル PCI ホストバスアダプター (HBA)。ファイバーチャネルアダプターは、コントローラーノードをホストまたはドライブシャーシに接続。 |
複製先ボリューム | バーチャルコピーまたは物理コピーの動作中にデータのコピー先となる仮想ボリューム。 |
複製元ボリューム | コピーを作成する仮想ボリューム。 |
物理コピー | 仮想ボリューム全体の即時コピー。 |
物理サイズ | サイズと RAID タイプによって判別される、論理ディスクに割り当てられている実際の物理ストレージのアドレス可能な合計容量。 |
物理ディスク | ドライブマガジンにマウントされているデュアルポートファイバーチャネルのディスク。 |
物理的な親 | 物理コピーのソースボリューム。 |
フルプロビジョニングされた仮想ボリューム | 一定のユーザースペースを備え、スナップショット管理スペースとスナップショットデータスペースが共通プロビジョニンググループ (CPG) のリソースから取得される仮想ボリューム(スナップショット)。 |
プロモート | 物理コピーの場合、 物理コピーを独立したベースボリュームに変更することで、物理コピーとベースボリュームの関連付けを解除すること。 バーチャルコピーの場合、 変更点をバーチャルコピーからベースボリュームにコピーして、バーチャルコピーでベースボリュームを上書きすること。 |
ベースボリューム | コピーが行われたシンプロビジョニングされた仮想ボリューム (TPVV) またはフルプロビジョニングされた仮想ボリューム (FPVV)。 |
保持データ | バックエンドの障害のために、システムのキャッシュメモリ内に一時的に保持されているデータ。 |
保持データ論理ディスク | 保持データを保存するために、システムの初期セットアップ時にシステムによって作成される RAID 10 の論理ディスク。 保持データ論理ディスクの論理容量は、システムのすべてのデータキャッシュメモリの合計容量と等しくなる。 |
ホスト | WWN 名または iSCSI 名として定義された、システム上の複数のポートへのパスまたはパスのセット。 |
ホスト定義 | ホストの名前と、そのホストに割り当てられているパス (WWN または iSCSI) のリスト。 |
未指定のプロパティ | HP 3PAR Management Console の使用時に、テンプレートに含まれているが値が定義されていないプロパティ。 テンプレートを適用する際、システムによって、デフォルト値 (適用可能な場合) が使用されるか最適な設定が計算される。 |
ミラー | ミラー化されたチャンクレットのグループのメンバー。RAID 1 セットとも呼ばれる。 |
ミラーリング | 一部の RAID レベルで使用されるデータ二重化手法。特に RAID 1 では、ストレージアレイを用いてデータ保護を提供するために使用される。 |
メッセージコード | システムアラートを識別するキーコード。 |
メンテナンス PC | システムのサービスプロセッサーやコントローラーノードとの直接通信を開始するためにフィールドエンジニアが使用する、Windows 2000 が実行されているラップトップコンピューター。 |
元の親ベースボリューム | 一連のバーチャルコピーまたは物理コピーの作成元となるオリジナルの基本ボリューム。 任意のボリュームを親にして、この親から 1 つ以上のバーチャルコピーを作成できる。関連する各コピーセットでは、元の親ベースボリュームは 1 つのみ存在する。 |
役割と権限 | ユーザーに割り当てられた役割と権限により、ユーザーがシステムで実行できるタスクが決まる。 |
ユーザーサイズ | 仮想ボリューム内のユーザースペースの容量、またはホストに示されるボリュームのサイズ。 |
ユーザースペース | ホストに示される仮想ボリュームのサイズを表す仮想ボリューム内のスペース。 標準のベースボリュームでは、ユーザースペースにすべてのユーザーデータが保持される。 シンプロビジョニングされた仮想ボリューム (TPVV) では、ストレージは実際にはユーザースペースに割り当てられないため、ユーザースペースはボリュームの仮想サイズを表す。 |
ユーザーデータ | 標準のベースボリュームでは、ユーザースペースに書き込まれるデータのこと。 |
ライトスルーモード | 書き込み要求の完了を、データが安全に格納されるまで通知しないキャッシュ技術。 ライトスルーキャッシュの書き込み性能はキャッシュを使用しないシステムとほぼ同じ。書き込まれたデータがキャッシュにも保持されていると、それ以降、読み取り性能が劇的に向上することもある。具体的には、ライトスルーモードになった 3PAR は、ライトキャッシュを使用せず、ドライブに書き込んだ後にホストサーバに ACK を返信するようになるため書き込みパフォーマンスが遅くなる。2コントローラノードの 3PAR 構成の場合に、1つのコントローラノードの停止が発生するとライトキャッシュデータを冗長化することができなくなる(つまり他のコントローラにコピーできなくなる)ためライトスルーモードに遷移する。 |
ラック | キャビネット内でシステムのコンポーネントを収容する EIA 標準ラック。 |
ラックフィルターパネル | ラック内の空いている 1U、2U、または 4U のスペースを密閉するために使用するパネル。EMI とエアフローを考慮し、ラック内のすべての空きスペースを密閉する必要がある。 |
ラックユニット (U) | EIA 標準ラックまたは EIA 標準ラックに収容されるコンポーネントの高さに関する標準単位。1U は 1.75 インチ (4.45cm)。 |
領域 | 論理ディスクまたは仮想ボリュームの下位区分。 領域のサイズは通常、32MB の倍数になる。 |
ロギング | 物理ディスクのサービス停止中 (障害時または交換作業中)、ログ記録用 LD にデータを一時的に保存すること。 |
ログ記録用 LD | ログ記録用論理ディスク。システム セットアップ中、システム内の各コントローラーノードに 20GB の RAID 10 のログ記録用 LD を作成する。 |
ワイドストライピング | 仮想ボリュームが 3PAR のすべてのドライブに分散される様をいう。これは、TPVV、FPVV、TDVV に共通。ワイドストライピングにより、小さいボリュームでも多数のドライブで処理できるため、容量利用率が上昇しているときでも一定レベルのパフォーマンスが得られる。 |
割り当て警告 | 一定のサイズに達したときにユーザーに警告するために、シンプロビジョニングされた仮想ボリューム (TPVV) に対して設定できるユーザー定義されたしきい値。 |
割り当て制限値 | シンプロビジョニングされた仮想ボリューム (TPVV) に対して、可能なサイズの上限を設定できるユーザー定義されたしきい値。この制限値以上は使用できない。 |
※ 参考:HPのドキュメント